写真は、反対咬合や下顎前突、いわゆる受け口の治療例です。
※治療を開始する年齢と、骨格性反対咬合かどうかによって、治療法は変わってきます。
【反対咬合】
永久歯列期の反対咬合はワイヤーによる治療を行います。(主として歯性・機能的反対咬合の場合。)
治療前と後で、口元の感じが大きく変化し、美しい横顔になりました。食べ物も前歯できちんと咬み切れるようになりました。
【小児の反対咬合】
乳歯の時期の小児の反対咬合は、お口の中に入れる装置の使用が難しいため、従来チンキャップ(帽子タイプの装置)などを主に使用してきましたが、嫌がらずに使用してくれるようであれば、最近では
ムーシールドが可能です。
【骨格性下顎前突】
骨格的なズレが大きな反対咬合は、口腔外科と連携して、顎切り手術を行います。手術の前と後のワイヤーによる矯正治療と、2週間程度の入院が必要です。
お口の中からメスを入れるので、お顔に傷がつくようなことはありません。横顔を大きく変えることができます。
当院は自立支援医療機関に認定されておりますので、顎変形症の方に限り、
保険診療が可能です。