お知らせ

歯並びや、咬みあわせが悪い事を総称して不正咬合といいます。


【不正咬合の悪影響】


  • 食べ物が歯の間にはさまったりデコボコで歯磨きがしにくかったりで、虫歯や歯周病になりやすい。ムニョムニョ
  • 食べ物を良く咬めないことにより胃腸などに負担をかける(咀嚼障害)。モゴモゴ
  • 顎の関節に負担をかけるような咬みあわせが続く場合は、顎関節症になりやすい。がく〜
  • 発音や会話に影響を与える。
  • 顎の成長や顔の形に影響を与え、口元、顔のゆがみの原因になる。泣き顔
  • コンプレックスやストレスにつながる。

不正咬合の悪影響
矯正治療とは、不正咬合を治す事によって見た目を美しくする事はもちろん、顎や口全体の機能を正常に保ちやすくして、心身ともに健康な状態にする治療なのです。

写真は、上顎前突、いわゆる出っ歯の治療例です。


治療前と後で、口元の感じが大きく変わり、唇も結べるようになりました。
治療前は、歯の咬み合わせが「山と山」で咬んでいましたが、治療後は「山と谷」できちんと咬めるようになりました。
上顎前突の治療前・後

写真は、反対咬合や下顎前突、いわゆる受け口の治療例です。

※治療を開始する年齢と、骨格性反対咬合かどうかによって、治療法は変わってきます。

【反対咬合】

永久歯列期の反対咬合はワイヤーによる治療を行います。(主として歯性・機能的反対咬合の場合。)
治療前と後で、口元の感じが大きく変化し、美しい横顔になりました。食べ物も前歯できちんと咬み切れるようになりました。
反対咬合の治療前・後

【小児の反対咬合】

乳歯の時期の小児の反対咬合は、お口の中に入れる装置の使用が難しいため、従来チンキャップ(帽子タイプの装置)などを主に使用してきましたが、嫌がらずに使用してくれるようであれば、最近ではムーシールドが可能です。

【骨格性下顎前突】

骨格的なズレが大きな反対咬合は、口腔外科と連携して、顎切り手術を行います。手術の前と後のワイヤーによる矯正治療と、2週間程度の入院が必要です。
お口の中からメスを入れるので、お顔に傷がつくようなことはありません。横顔を大きく変えることができます。
当院は自立支援医療機関に認定されておりますので、顎変形症の方に限り、保険診療が可能です
外科矯正(顎切矯正)治療前・後

写真は、叢生、いわゆる八重歯、でこぼこ、乱杭歯の治療例です。


八重歯や、でこぼこの歯並びもこのように綺麗に治すことができます。
犬歯は顎を左右に動かした時に下顎を誘導する役目のあるとても大切な歯です。できるだけ犬歯は抜かずに、矯正治療を行ないます。
八重歯(叢生、デコボコ、乱杭歯)の治療前・後